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『ことばの科学ハンドブック』

現代の言語学の考え方を分かりやすく解説した格好の入門書

郡司隆男西垣内泰介 編著

ISBN 978-4-327-40136-8 C3080
定価3,024円(本体2,800円+税)
A5判 並製 292頁
刊行年 2004年2月
NDCコード 801

 ことばの研究は、20世紀後半から自然科学に近い方法を用いてことばの現象を分析し、その性質を明らかにしようとするようになった。そうした現代の言語学の基本的な考え方を、形態論、音声学・音韻論、統語論、言語習得、意味論、社会言語学の各分野ごとに、わかりやすく解説。
 付録の「ことばの研究とコンピュータ」では、コンピュータを使ってことばの研究をする方法や、各分野に関連するソフトウェアやウェブサイトの使い方も紹介。
 言語とコンピュータに興味をお持ち方に、また、大学の言語学・英語学の概論レベルのテキストとしても最適。
本書の内容
 語のしくみ(形態論)、音声のしくみ(音声学・音韻論)、文のしくみ(統語論)、言語習得の考え方、意味と論理(意味論)、ことばのバリエーション(社会言語学)、ことばの研究とコンピュータ。

著者紹介/著者による他の著作等
郡司隆男(ぐんじ たかお)
 神戸松蔭女子学院大学文学部教授。著書に『言語科学への招待』(丸善)、『自然言語』(日本評論社)、『言語学の方法』(岩波書店)など。
西垣内泰介(にしがうち たいすけ)
 神戸松蔭女子学院大学文学部教授。著書に 『論理構造と文法理論』(くろしお出版)、『英語学モノグラフシリーズ13:英語から日本語を見る』(研究社)など。

第1章 語のしくみ (西垣内泰介)
 1.1 語のなりたち
 1.2 新しい語を作る
 1.3 複合語
 1.4 派生語
 1.5 転換
 1.6 語の構造

第2章 音声のしくみ (松井理直)
 2.1 調音音声学
 2.2 音響音声学
 2.3 聴覚音声学
 2.4 音韻論

第3章 文のしくみ (西垣内泰介)
 3.1 語の「かたまり」から文へ
 3.2 品詞=カテゴリー
 3.3 項と意味役割
 3.4 文を組み立てる
 3.5 文の中の文=補文
 3.6 WH移動
 3.7 否定文,疑問文
 3.8 c統御
 3.9 2つの自動詞文
 3.10 主語繰り上げ構文とコントロール構文

第4章 言語習得の考え方 (西垣内泰介)
 4.1 「プラトンの問題
 4.2 「文法」=ことばの知識
 4.3 「補文標識」の省略
 4.4 言語習得の問題
 4.5 言語習得と言語科学

第5章 意味と論理 (郡司隆男)
 5.1 ことばと世界
 5.2 論理と推論
 5.3 ことばと状況

第6章 ことばのバリエーション (松田謙次郎)
 6.1 言語内的制約条件
 6.2 社会的制約条件
 6.3 バリエーションとスタイル
 6.4 制約条件から何がわかるか
 6.5 バリエーションを集める
 6.6 バリエーション研究と関係領域

Epilogue: What Humans Have That Animals Don't Have (Joseph Emonds)

付録 ことばの研究とコンピュータ

重版等で価格が変更になる場合があります。