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認知科学への招待2 ――心の研究の多様性を探る

心の研究の多様性を探る
著者 大津由紀雄、波多野誼余夫、三宅なほみ〔編著〕
刊行日 2006年11月20日
ISBN 978-4-327-37812-7
Cコード 3011
NDCコード 140
体裁 A5判 並製 図版有 316頁
定価 定価3,300円(本体3,000円+税10%)

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内容紹介
『認知科学への招待』(2004)の続編。
認知科学というのはなにせ領域が広いから、専門家であっても、分野によっては全然知らない、ある意味で素人同然という分野もあるわけです。そこで、今回の続編と相成りました。今回の構成内容は、認知言語学あり、人工知能研究あり、チンパンジーの模倣から学ぶことあり、認知症からも学ぶことあり、といった具合に、前回に劣らず多様性に富んでいます。巻末の鼎談も必読。
 
<編者紹介>
大津由紀雄(おおの ゆきお)
 (『言語の獲得と喪失』講座・言語の科学 (10), 岩波書店, 1999(共著) / 『英文法の 疑問---恥ずかしくてずっと聞けなかったこと』NHK出版(生活人新書), 2004)
 
波多野誼余夫(はたの ぎよお)
 (『人はいかに学ぶか』中公新書, 1989(共著)/ 『学習と発達』認知心理学 (5), 東京大学出版会, 1996)
 
三宅なほみ(みやけ なほみ)
 (『インターネットの子どもたち』岩波書店, 1997 / 『大学授業を活性化する方法』玉川大学出版部, 2004(共著))
目次
第1章 言語獲得 (杉崎鉱司)
第2章 音韻論:最適性理論(Optimality Theory)(深澤はるか・北原真冬)
第3章 認知言語学 (山梨正明)
第4章 視覚認知:視覚科学のフロンティア (齋木潤)
第5章 運動と思考の脳内協調制御メカニズム (本田学)
第6章 概念変化と教授 (波多野誼余夫・稲垣佳世子)
第7章 文化と制度 (山岸俊男・鈴木直人)
第8章 美術の創作プロセス (岡田猛)
第9章 音楽の意味を科学する (安達真由美)
第10章 比較認知科学:研究方法と展望 (松沢哲郎) 
第11章 模倣から心の理解へ (明和政子)
第12章 認知発達ロボティクス (浅田稔)
第13章 エキスパートシステム(expert system) (溝口理一郎)
第14章 特別寄稿:認知症から学んだこと (田邉敬貴)
●鼎談:認知科学の射程 (大津由紀雄・三宅なほみ・梅田聡)

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