日本語は人間をどう見ているか
人間のいとなみを、日本語はどうとらえているだろうか?
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著者 |
籾山洋介〔著〕 |
刊行日 |
2006年9月14日
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ISBN |
978-4-327-37698-7 |
Cコード |
0081 |
NDCコード |
801 |
体裁 |
四六判 並製 172頁
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定価 |
定価1,430円(本体1,300円+税10%)
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- 内容紹介
- 人間のいとなみを日本語がどのように表現しているかを、「植物としての人間」「鳥としての人間」「天気としての人間」「機械としての人間」「想像上の存在としての人間」など、ユニークな視点から分析した、認知言語学の専門家による一般向けの日本語読本です。「石につまずいた」と同じように「ちょっとしたことにつまずいた」と言えるのはなぜなのか。何が違うのか。豊富な日本語の表現を楽しみながら日本語について新しい見方を学べます。
<著者紹介>
籾山洋介(もみやま ようすけ)
1961年東京生まれ。東京大学文学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了・博士課程中退。名古屋工業大学講師、名古屋大学助教授などを経て、現在、名古屋大学教授。おもな著書・訳書に『認知意味論のしくみ』(シリーズ・日本語のしくみを探る、研究社)、『認知意味論』(シリーズ認知言語学入門第3巻、共著、大修館書店)、『よくわかる言語学入門』(共著、バベルプレス)、『日本語意味と文法の風景――国広哲弥教授古稀記念論文集』(共編著、ひつじ書房)、『上級日本語教育の方法』(共編著、凡人社)、『言語学百科事典』(共訳、大修館書店)ほか。
- 目次
- 第一章 はじめに
第二章 「植物」としての「人間」
第三章 「鳥」としての「人間」
第四章 「天気」としての「人間」
第五章 「機械」としての「人間」
第六章 「想像上の存在」としての「人間」
第七章 さらなる考察