対訳・注解 研究社 シェイクスピア選集8〈全10巻〉
ハムレット
Hamlet
「存在することの是非、それが問題として突きつけられている」 "To be, or not to be, that is the question;"(3幕1場56行) ――波瀾万丈の復讐劇でありながら、復讐劇の次元を超えて、問題は人間存在の根元へとじわじわと迫っていく。世界演劇史上最高最大の問題劇。
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著者 |
大場建治〔編注訳〕 |
刊行日 |
2004年9月22日
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ISBN |
978-4-327-18008-9 |
Cコード |
1398 |
NDCコード |
932 |
体裁 |
B6判 上製 436頁
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定価 |
定価4,180円(本体3,800円+税10%)
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- 内容紹介
- 初学者から研究者までを対象にし、テキストを原文で楽しみながら日本語訳を参照できる対訳版。図版数点と懇切な注釈・解説を付す。
1884年、坪内逍遥による最初のシェイクスピア翻訳出版から120年。シェイクスピア研究400年の成果を踏まえ、シェイクスピアのテキスト編纂から詳細な注釈、日本語対訳までを総合的に編集した全10作品のシリーズ。
左ページにテキストを、右ページに日本語訳を配置した対訳版なので、テキストを原文で楽しみながら、日本語訳を参照できる。
舞台写真などを含む図版も加え、演劇関係者はもとより、初学者にも原文を楽しむことができるよう工夫されている。また、創作年代・材源に関する解説や、巻末の補注などは研究者・シェイクスピア愛好家にも有益。
<編注訳者紹介>
大場建治(おおば けんじ)
1931年生まれ。明治学院大学名誉教授。シェイクスピア学者・劇評家。著書に、『シェイクスピアの贋作』(岩波書店)、『シェイクスピアを観る』(岩波新書)、『シェイクスピアの墓を暴く女』(集英社新書)、『シェイクスピア大事典』(編著、日本図書センター)、『研究社 シェイクスピア辞典』(編著、研究社)など。
- 目次
- 図版一覧/凡例/シェイクスピアの詩法/Hamletのテキスト/Hamletの創作年代と材源/略語表/
HAMLET
補注/付録 シェイクスピアのFirst Folio