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書籍紹介

対訳・注解 研究社 シェイクスピア選集4〈全10巻〉
宴の夜
Twelfth Night

「ねえ、どこへも行かないで、かわいい人、/ここにいるのがあなたの恋人、/ 歌うは甘く切ない恋の歌。/  だからねえ離れちゃいけない、かわいい人、/好いた同士がめぐり合えばそこが二人の愛の宿、/ だれだってみんな愛しあうのさ。」  ‘O mistress mine, where are you roaming? / O stay and hear, your true love’s coming, / That can sing both high and low. / Trip no further, pretty sweeting; / Journeys end in lovers meeting, / Every wise man’s son doth know.’ (2幕3場35-40行)  ――シェイクスピアの恋愛喜劇、円熟の最高傑作。(従来の題名訳では『十二夜』)
著者 大場建治〔編注訳〕
刊行日 2007年5月23日
ISBN 978-4-327-18004-1
Cコード 1398
NDCコード 932
体裁 B6判 上製 298頁
定価 定価4,180円(本体3,800円+税10%)

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内容紹介
双子の兄妹をめぐる恋のもつれ、さらには召使いたちのドタバタ騒ぎも加わって…。笑いあり、ペーソスありのシェイクスピアの恋愛喜劇の最高傑作。『十二夜』の邦題で親しまれていた作品を、このたび『宴の夜』と改題。流麗な新訳とあわせて読者を新たな劇世界へといざないます。原文と日本語訳を同時に味わえ、懇切丁寧な注釈・解説もあるこのシリーズは、演劇人はもちろんのこと、一般のシェイクスピア愛好家から専門家まで、広くその興味・関心に応えます。
 
<編注訳者紹介>
大場建治(おおば けんじ)
1931年生まれ。明治学院大学名誉教授。英文学者、英米演劇専攻・演劇評論家。著書に、『シェイクスピアの贋作』(岩波書店)、『シェイクスピアを観る』(岩波新書)、『シェイクスピアの墓を暴く女』(集英社新書)、『シェイクスピア大事典』(編著、日本図書センター)、『研究社 シェイクスピア辞典』(編著、研究社)など。
目次
図版一覧/凡例/シェイクスピアの詩法/Twelfth Nightのテキスト/Twelfth Nightの創作年代と材源//略語表/TWELFTH NIGHT/補注/付録 シェイクスピアのFirst Folio

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