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書籍紹介

対訳・注解 研究社 シェイクスピア選集1〈全10巻〉
あらし
The Tempest

「人間てなんて美しいんでしょう。これはすばらしい新世界、/こんな人たちが住んでいるだなんて。」 ‘How beauteous mankind is. O brave new world, / That has such people in't.’ (5幕1場 182-183行) ――「すばらしい新世界」は魔法の世界、演劇の世界でもある。
著者 大場建治〔編注訳〕
刊行日 2009年4月23日
ISBN 978-4-327-18001-0
Cコード 1398
NDCコード 932
体裁 B6判 上製 274頁
定価 定価3,300円(本体3,000円+税10%)

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内容紹介
ミラノ大公プロスペローは、ナポリ王と謀った弟の悪だくみにより、幼い娘とともに国を追われ、孤島に漂着する。歳月は経ち、彼を陥れた者たちが同じ孤島に流れ着く。それはプロスペローの魔法の力によるもの。絶好の復讐の機会到来だが、最後に彼が辿り着いた心境は・・・。魔法の島を舞台に織りなされる復讐と再生の物語。詩情あふれる名作を舞台用・読書用のどちらにも最適の軽妙かつ流麗な日本語で味わえます。好評の「研究社シェイクスピア選集」シリーズの最終巻。
 
<編注訳者紹介>
大場建治(おおば けんじ)
1931年生まれ。明治学院大学名誉教授。英文学者、英米演劇専攻・演劇評論家。著書に、『シェイクスピアの贋作』(岩波書店)、『シェイクスピアを観る』(岩波新書)、『シェイクスピアの墓を暴く女』(集英社新書)、『シェイクスピア大事典』(編著、日本図書センター)、『研究社 シェイクスピア辞典』(編著、研究社)、訳書に『じゃじゃ馬馴らし』(岩波文庫)など。
目次
図版一覧/凡例/シェイクスピアの詩法/The Tempestのテキスト/The Tempestの創作年代と材源/略語表/THE TEMPEST/補注/付録 シェイクスピアのFirst Folio

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